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日本化学会 第102春季年会(2022)にて講演

日本化学会 第102春季年会(2022)シンポジウム「規則性ナノ細孔でエネルギーと環境に挑戦:PCP/MOF最前線」にて

『MOFの商用化最新動向』というタイトルで、SyncMOF株式会社・CTO・堀彰宏が日本化学会にて招待講演を行いました。

産業革命以降におけるCO2の急増に伴い、地球規模での温室効果ガス削減やH2ガスを利活用したCO2を排出しない

ビジネスモデルの再構築が産業を問わず急務とされている。

今まさに人類には、CO2、H2といった「ガス関連の課題」が突き付けられ、その成否が持続可能な社会を創成する上で不可避であると考えられる。そのような中、当社が開発を行っているガス分離吸収材・MOFが脚光を浴び、

当社では、名古屋大学の研究開発技術を基にMOFのトンレベルでの大量生産だけではなく、それを用いた様々なガス分離・貯蔵装置まで幅広く販売を行っている。

その結果、大学発の素材スタートアップとしては珍しく、VC等の投資や銀行からの融資に頼ることなく

自己資金のみで急成長を遂げることに成功した。

本公演では、大学発の素材ベンチャーとしてあるべき成長の姿、「材料を実用化」する上で経営上必要なスキルをお話します。

また、SyncMOF株式会社では、サーキュラーエコノミーの社会実装に向けた地域の支援活動等も社会貢献事業も行っています。

多くのスタートアップが自分の利益やIPOやM&Aのみを目的とした短期的な利益を目指し結局商用化に至らないケースがほとんどです。

当社では、上記の社会貢献事業を通じて、お客様だけではなく地域の方々に愛され社会浸透するようなビジネスを行っています。

【プログラム】

9:00~ 9:05    開会挨拶 北川 進 先生(京都大)

座長:北川進先生

9:05~10:05   基調講演 金属錯体二次元物質「配位ナノシート」の創製と特性・機能 西原 寛 先生(東京理科大)

10:05~10:10 休憩

座長:植村先生

10:10〜10:40 依頼講演 半導体特性を有するPCP/MOF材料の開発と展開 田中 大輔 先生(関西学院大)

10:40〜11:10 依頼講演 MOFの商用化最新動向 堀 彰宏 先生(SyncMOF株式会社)

座長:阿部

11:10〜11:40 依頼講演 MOFによる高分子化合物の認識と分離 細野 暢彦 先生(東京大)

座長:北川進先生

13:00~14:00 基調講演 電気伝導性MOFの基礎と応用展開 北川 宏 先生(京都大)

14:00〜14:05 休憩

座長:阿部

14:05~14:35 依頼講演 ナノ空間材料のデザインとその魅力 南部 宏暢 先生(太陽化学株式会社)

座長:堀毛先生

14:35〜15:05 依頼講演 自己熱補償能を備えた柔軟PCP/MOFによる高スループットガス分離 田中 秀樹 先生(信州大) 15:05〜15:35 依頼講演 MOFを用いた連続吸着分離プロセスの応用と経済性評価 川尻 喜章 先生(名古屋大)