―持続可能な未来農業への第一歩―
【広島県とSyncMOF株式会社の連携事業】
SyncMOF株式会社は、アンヴァール株式会社とともに、「CO2回収とCO2による農作物生産量向上」という革新的プロジェクトが広島県に採択され、当社の技術力によるガス分離利用技術が公認されました。 詳細は実際のプレスリリースをご覧ください。
CO2の有効利用と持続可能な未来農業
工場から排出されるCO2は、温室効果ガスとして問題視されてきましたが、その一方で、農業分野においては光合成を行う上で欠かせない貴重な資源でもあります。これまでに様々なCO2回収方法が提案・実施されてきましたが、SyncMOFの技術は、回収したCO2を農作物の生産向上という目的で有効利用するという新たなアプローチを提示しています。
本プロジェクトにおけるSyncMOFの貢献と既存の連携
SyncMOFは、先のG7広島サミット2023で政府広報展示に参加し、様々なガス貯蔵分離技術を世界に発信してきました。本プロジェクトにおいても広島県とさらに強い連携を築いていきます。
今回の当社のMOF技術は、大気中のCO2と水分を同時に効果的に濃縮する能力を持っています。CO2は農作物の生産量向上においては不可欠なガスで、実際農業では、光合成促進のためCO2ガスの購入やボイラー排ガスの利用が行われています。今回、農作物でも特に生産時のエネルギーコスト・負荷が高いイチゴの生産向上するために当社のガス分離利用技術が採択されました。この技術はイチゴの育成において、ビニールハウス内のCO2濃度と湿度を最適化し、エネルギー負荷を低減しながら農作物の生産量と品質を向上させる革命的な解決策となります。
技術の特長と効果
未来への展望
SyncMOFは、このような革命的な技術を持って、持続可能な農業の未来を切り開いてまいります。地球環境に優しく、かつ効率的に農作物を生産する新しい方法を提供し、次世代の農業業界の発展に寄与します。さらに強化される広島県との連携を通じて、世界のカーボンニュートラル実現を加速させ、革新的なカーボンリサイクル技術の社会実装を推進してまいります。
MOF/PCPや物性測定のノウハウに関する質問から、導⼊の流れ、予算などお気軽にご連絡下さい。
ぜひこの新しいナノポーラス材料で、SyncMOFとともに新しい未来を切り開いていきましょう。