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SyncMOF CTO堀彰宏が「メッセナゴヤ2024」で「ガス制御技術で切り拓くサステイナブルな未来」をテーマに講演

2024年10月30日から11月1日、日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」が名古屋市のポートメッセなごやで開催されました。今年のテーマ「Meet X ~予期せぬ出会いが、未来を拓く~」のもと、778社・団体が製品や技術を展示し、ビジネス交流の場が提供されました。

SyncMOFのCTO堀彰宏は、10月31日にカーボンニュートラル(CN)分野の一環として講演を行い、SyncMOFのCO₂回収技術であるMOFを活用したDirect Air Capture(DAC)装置の社会実装について発表しました。堀はこの技術が農業、エネルギー生成、そして次世代エネルギーとしての水素やアンモニアの濃縮にどのように役立つかを紹介し、これらを効果的に回収・活用する方法について解説しました。

SyncMOFのDAC技術は、工場にとどまらず、一般市民の参加も可能な点が特徴です。白馬村のウィンタースポーツや名張市のサイクリングイベントなどで市民が「Syllego」を使いCO₂を回収するプロジェクトが進行中です。こうした市民参加型のプロジェクトは、CO₂の有効活用と脱炭素の重要性を広める役割を果たしています。また、名古屋大学と連携したCOI-NEXTプロジェクトにおけるDAC技術で回収したCO₂をメタネーションに利用する新技術についても紹介しました。

さらに、水素やアンモニアを高効率で濃縮するためのMOF技術についても解説し、濃縮されたガスを可視化する技術、放射光X回折実験、シミュレーションなどを通じて、さらに高機能なMOFの開発手法についても触れました。

本講演には定員200名を超える240名の方々にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。SyncMOFの最新技術や活動に多くの関心を寄せていただき、心より感謝申し上げます。

SyncMOFの活動と最新技術の詳細については、公式サイトをご覧ください。