MOF (Metal Organic Framework)/PCP (Porous Coordination Polymer)/NPC (Nanoporous Complex)は、ナノメートルサイズの細孔を有する結晶性の固体で、ゼオライトや活性炭に代わる次世代ナノポーラス材料です。
SyncMOF株式会社では、この次世代ナノポーラス材料の開発を行うとともに、ナノポーラス材料を利用した新しいガス利用システムを提案します。
MOF/PCPは金属と有機配位子を組み合わせることで、ジャングルジムのような骨格を形成する多孔性材料です。
このような骨格には無数のナノメートルサイズの孔が開いており、その孔にはガスや水分その他の溶媒を吸着する性質があります。
MOF/PCPは構成されている金属イオンと有機分子の組み合わせを変えることで、特定の物質のみを吸着する等さまざまな機能をデザインすることができます。
現在では開発が進み、100,000種類以上のMOF/PCPが存在します。
MOF/PCPの小さな孔にガスを吸着させることで分子を規則正しく高密度に配列することができます。安定・省スペースでガスを貯蔵・運搬が可能です。
MOF/PCPは孔の性質を自在に変化させ、特定の物質のみを吸着し、分離する性質があります。このような新しい分離技術で、低エネルギー分離システムの開発が進められています。
MOF/PCPの中に反応性の高い金属イオンを組み込み、吸着した分子に触媒として作用し、反応を促すことで、吸着した分子を目的の分子に変化させ、取り出すことが可能です。
MOFには「貯蔵」「分離」「触媒」等の性質があります。また、MOFは小さな粒子なのでフィルムやペレット等にも容易に成型でき、様々な産業への応用も可能にします。
MOFの歴史は20年と浅い為、十分な開発環境を有する施設は世界的に見ても多くありません。我々SyncMOF株式会社は世界トップレベルのMOF開発設備を整え、MOFの研究・開発・コンサルティングを行う名古屋大学発ベンチャー企業です。
100,000種類以上のMOF/PCPからお客様のニーズにあったMOFの選定を行ないます。
100,000種類以上のMOF/PCPの性能評価を行ないます。物性評価を行なった試料にはSyncMOF株式会社の物性評価書を付属します。
MOFの大量合成に向けた合成手法の開発からその流れ迄、最適なソリューションを提案します。
私たちが培った技術はMOFの合成に留まらず、MOFのガス吸着能、分離能等の物性評価に迄及びます。
固体や液体と比較して非常に取り扱いにくい”気体(ガス)”を安全に取り扱い、正確に物性値を計測することは他の企業にない技術です。SyncMOF株式会社はガスの計測技術、ガスを利用するラボの設計、ガスを解析するソフトフェアの提供等、ガス研究に活用できる技術を多く持っています。まずはご相談ください。
MOF/PCPや物性測定のノウハウに関する質問から、導⼊の流れ、予算などお気軽にご連絡下さい。
ぜひこの新しいナノポーラス材料で、SyncMOFとともに新しい未来を切り開いていきましょう。