HOMEお知らせ京都大学の研究グループ、SyncMOF提供のMOF材料を使用した論文を発表

お知らせ

京都大学の研究グループ、SyncMOF提供のMOF材料を使用した論文を発表

2023年7月24日、SyncMOFの提供するMOF材料を使用して研究を行っている京都大学大学院工学研究科化学工学専攻・界面制御工学研究室(平出翔太郎助教)が、新たな論文を発表しました。この論文で用いられるようなMOF材料は、経済産業省およびNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進するグリーンイノベーション基金(2兆円規模)でも活用されています。
SyncMOFは、構造が柔軟で気体の分離が低エネルギーで可能な新しいMOF材料を提供。これは従来の剛直な骨格構造を有する吸着剤と比べ、多くのメリットを持つと注目されています。今回の論文では、その吸着挙動に関する理論的な理解が示され、SyncMOFが次世代の高性能MOFの製造に際し、理論的な材料設計が可能であることが強調されています。
詳しい内容は、公表された論文『Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 120, e2305573120(2023)』でご覧いただけます。

https://doi.org/10.1073/pnas.2305573120