お知らせ
革新的なアンモニア回収剤「Amunite」を発表－廃棄物からアンモニアの効果的な回収とリサイクルを実現
環境に優しいガス分離・貯蔵技術の開発を推進するSyncMOF株式会社は、この度、東証プライム上場の株式会社ダイセキ（代表取締役：山本哲也）と共同で、新しいアンモニア回収剤「Amunite」の開発に成功しました。これは、両社が日々取り組んでいる持続可能な技術開発の一環として、サーキュラーエコノミー型アンモニア回収リサイクルを目指して進められたものです。
「Amunite」は排ガス中のアンモニアを効果的に吸着・回収する能力を有しており、これにより工業製品製造時に発生するアンモニアガスの有効利用が可能となります。従来、夾雑物の除去や無害化処理が困難であったアンモニアガスも、「Amunite」により安全に、かつ効率的に回収・リサイクルすることができます。
近年、アンモニアは二酸化炭素を排出しない燃料としての利用が注目されています。しかし、アンモニアの製造には大量の二酸化炭素が排出される問題がありました。そこで、SyncMOFとダイセキは共同で、「Amunite」を用いて排ガス中のアンモニアを効果的に回収し、再利用する技術を開発。これにより、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの実現に大きく寄与します。
当社は、ガス分離剤「MOF」を使用した技術で、ガス関連事業の技術革新に貢献してきました。今回の「Amunite」によるアンモニア回収技術の開発も、その一環として、脱炭素社会の実現に向けて一層の努力を重ねて参ります。
本技術開発の詳細は、東証でのプレスリリースに加え株式会社ダイセキのHPでもご確認頂けます。
参照HP１：https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20230927559125/