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錯体化学会フロンティアセミナーで招待講演を実施

2022年12月2日、CTO・堀彰宏が「第3回錯体化学会フロンティアセミナー:金属錯体で展開するナノ空間化学の最先端」において、「機能性ナノ空間材料で獲得した巨大市場」というタイトルで招待講演を行いました。

当社が開発した機能性ナノ空間材料を用いた新規ビジネスだけでなく、最先端測定技術を駆使して明らかにした新しいサイエンスについて紹介しました。

産官学連携が強く推し進められる昨今、MOF/PCPを商材とした大学発スタートアップが世界中で創設されています。多くのMOF/PCPスタートアップ企業が赤字を垂れ流し、バーンレートが高い状況での経営を余儀なくされ、海外のMOF/PCPスタートアップの中には倒産・休業に追い込まれる企業も出始めました。

そのような中、何故、我々のみが自己資金のみで急成長できたのかについてもお話します。

錯体化学会の先生方にこのような機会を与えて頂いたことに感謝致します。 ご招待頂きました名古屋大学・松田亮太郎教授、座長をして頂きました東京大学・植村卓史教授に感謝致します。

【特別講演】
10:05-11:05 藤田誠 先生 (東京大学 卓越教授)
「配位結合が拓く自己組織化の科学」

【招待講演】
11:05-11:55 田中俊輔 先生(関西大学 教授)
「分子をふるいわける金属錯体ベース膜の開発」

11:55-13:00 <休憩>

13:00-13:50 井口弘章 先生(名古屋大学 准教授)
「配位結合で構築する多孔性π積層骨格とその電子物性」

13:50-14:40 大竹研一 先生(京都大学 特定助教)
「構造に柔軟性を持つ多孔性配位高分子の開発と応用」

14:40-15:00 <休憩>

15:00-15:50 小林浩和 先生(九州大学 准教授)
「多孔性金属錯体のナノ空間を利用した金属ナノ粒子の機能向上」

15:50-16:40 堀彰宏 先生(SyncMOF株式会社 副社長兼CTO)
「機能性ナノ空間材料で獲得した巨大市場」

16:40-16:45 総括

【参照HP】http://www.sakutai.jp/event/sfs/2022/09/122134111701