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SyncMOFが名古屋大学COI-NEXTプロジェクトと連携し、白馬村でCO2からメタンガス生成の実証実験を開始

SyncMOFは、名古屋大学未来社会創造機構と協力し、白馬村で革新的な環境プロジェクトを展開しています。このプロジェクトは、大気中の二酸化炭素を効率的に回収し、メタンガスに変換する技術の社会実装を目指しています。読売新聞と中日新聞にも取り上げられたこの取り組みは、日本国内外から注目を集めています。
2024年に実施されたこの実証実験は、名古屋大学と白馬村が締結した協定の一環として行われ、科学技術振興機構の名古屋大学COI-NEXTプログラムの支援を受けています。本プロジェクトは、再生可能エネルギーを活用し、CO2をメタンに変換することで、地域のエネルギー自給率向上と脱炭素社会の実現に寄与することを目指します。
SyncMOFの開発したMOF技術は、大気中からCO2を選択的に吸着し、これを村営施設で回収します。その後、「メタネーション」と呼ばれるプロセスを用いてCO2と水素を反応させ、地域内で利用可能なメタンガスを生成します。このガスは暖房、調理、給湯などの身近な用途に活用される予定です。
白馬村は、脱炭素への取り組みを積極的に進めており、地球規模の課題解決への貢献を目指しています。この取り組みを通じて、村は環境意識の向上を図り、持続可能な村づくりに取り組んでいます。
名古屋大学の松田亮太郎教授は、このプロジェクトが「多くの外国人が訪れる村で世界に周知され、意見交換を重ねて実効的に進めたい」との抱負を語っています。SyncMOFは、この先進的な取り組みを支える技術提供者として、新たな環境技術の社会実装に向けて努力を続けています。
詳細な報道内容は、読売新聞こちらと中日新聞こちらでご覧いただけます。