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SyncMOFの先端MOF技術、Nature Communicationsに掲載

私たちSyncMOFが、京都大学に提供した「構造が柔軟なMOF」に関する研究成果が、国際的に権威ある学術雑誌「Nature Communications」に掲載されました。捕捉したい目的ガス分子を捕捉する際に構造を柔軟に変化させ、ガス分子を分離するMOFの特性は、経済産業省NEDOのグリーンイノベーション基金でも注目されています。

研究のイノベーション

我々が提供したこの革新的なMOFは、ガス分子に応答して構造を柔軟に変化させながらガスを捕捉する「ゲート型吸着」現象を示します。京都大学の研究チームは、大型放射光施設SPring-8でのサブ秒での粉末X線回折測定を用い、この現象の動的過程を解明しました。

技術の意義と応用

ゲート型吸着剤の構造変形のメカニズムを明らかにすることは、基礎研究だけではなく、工業的に「柔軟なMOF」を利用する場合にとても重要です。特に、本論文では、ガス分離システムの設計に不可欠な吸着速度の定式化に成功し、高効率かつ省エネルギーな吸着分離回収システムの開発に向けた重要な一歩を踏み出したことを示しています。

詳細は、Nature Communicationsのオンライン版および京都大学のウェブサイトでご覧いただけます。 私たちSyncMOFが目指す持続可能な未来への貢献し、これからも革新的な研究に協力し続けていきます。