最適なMOFの選定
お客様の課題を徹底的にヒアリングし、実際の使用環境を想定した上で、何万種類もあるMOFの中から、お客様の課題解決に適したものをご提案します。
MISSION
空気中から簡単に水分を取り出せたら。危険なガスをもっと簡単に扱えたら。
そんな夢を叶える新素材が、ジャングルジム状の多孔性材料「MOF(モフ)」です。
しかしMOFは、それだけでは力を発揮できません。MOFを最大限に活用するには様々な技術を掛け合わせる必要があります。
私たちのノウハウとお客様が持っている独自の技術を掛け合わせ、あらゆる分野とMOFをシンクロさせることで、新しいソリューションを生み出していく。
それが私たちダイセキの役割です。

空気中のCO2を
走りながら簡単に集める装置

工業ガス中の
不純物を
取り除いて再利用

ガスボンベ3本が1本に。
残量も分かるIoTガスボンベ
APPROACH
MOFの実装においては、お客様ごとに多岐にわたる技術的課題が存在します。
ダイセキでは化学から機械、情報工学まで各分野の視点を持ち寄り、チーム一丸となって社会実装までを共にやり遂げます。

お客様の課題を徹底的にヒアリングし、実際の使用環境を想定した上で、何万種類もあるMOFの中から、お客様の課題解決に適したものをご提案します。

多くのお客様にとって、粉体のMOFは取り扱いがしづらい形態です。
ダイセキでは、ペレットやフィルター等、お客様の使用環境下でMOFの効果が最大化されるよう粉体のMOFを加工成型します。もちろん、加工するためには比較的まとまった量のMOFの粉体が必要ですが、ダイセキではオーダーに沿った大量合成・加工に対応します。

ダイセキでは化学の知見に加え、工学・情報の人材も在籍しており、ハードウェア面からもサポートします。実ガス試験や過酷な繰り返し評価など、実装に必要な実験を達成するための専用装置をゼロから設計・製作。お客様ごとの課題に合わせた独自の装置開発で、MOFの実用化を加速します。

What is MOF?
MOF(モフ)は、日本語にすると「金属有機構造体」。金属イオンと有機分子から成る、ジャングルジムのような構造をした多孔性物質です。
MOFは、金属イオンや有機分子を目的に合わせて最適に変更することで、構造や孔のサイズ、表面の性質を自由に変えることができます。この利便性は従来の多孔性物質(ゼオライト、活性炭)などにはない大きなポイントです。
この特徴により、「空気中から〜」「大量の気体を〜」と言った目的に沿った構造を合成することができます。
すでに世界中の研究者によって、さまざまな特徴を備えたMOFが10万種類以上開発されています。ダイセキでもお客様の用途にフィットする新しいMOFを数多く合成しています。
What MOF can do
MOFは孔の性質を自在に変化させて「特定のガスのみを吸着し、分離する」ことができます。このような性質を活用すれば、低エネルギーなガス分離システムの開発や工場で不要なガスを除去して生産性を向上することなどが可能になります。
MOFの小さな孔に吸着させることで、ガスを高密度に配列して貯蔵ができます。爆発性ガスも安定して濃縮できるため、安全かつ省スペースな運搬が実現します。
混ざりやすく拡散しやすく密度が低い、というガスの欠点をMOFは解消することができます。
MOFは吸着した分子に触媒として作用し、化学反応を促すことも可能です。構造に触媒活性な金属や有機配位子を組み込むことで、吸着した分子(ガス)を目的の分子に変化させて取り出すことができます。この性質を活用すると、不要なガスを有用なガスに変換させ、再利用することが可能になります。