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SyncMOFの共同開発アンモニア回収技術が日刊工業新聞で特集

SyncMOF株式会社は、株式会社ダイセキとの共同研究であるアンモニア回収技術が、日刊工業新聞によって「環境問題に挑む革新的な技術」として取り上げられたことをお知らせいたします。

本技術は、アンモニアのみを選択的に回収する能力に優れた新規吸脱着剤「Amunite」を用いており、従来のスクラバーでは処理が困難だった排ガス中のアンモニアを効率的に回収します。

これにより、アンモニアの循環利用が可能となり、CO2を排出しないクリーンな燃料としての利用を含め、サステナブルな社会の実現に貢献します。

SyncMOF株式会社と株式会社ダイセキが共同で開発したAmuniteは、大きな比表面積を有し、孔径や親水・疎水性を調節できるなど、その用途は多岐にわたります。

アンモニア回収におけるこの革新的な進展は、年間100万トンを超える国内のアンモニア消費量に対応し、半導体製造工程などでのアンモニア利用の増加が見込まれる中で、特に重要な意義を持っています。

Amuniteの導入により、アンモニアガスの高濃度時には吸着し、低濃度時には放出する性質を利用して、アンモニアリサイクルのエネルギー負荷を低減し、さらに環境に配慮した製造工程の実現を目指しています。

今後も当社は、株式会社ダイセキの処理工場をはじめ、さまざまな企業での試験を検討し、アンモニア循環社会の実現に向けて技術開発を進めて参ります。
SyncMOF株式会社の工業ガス濃縮・リサイクル事業として排ガスからのCO2の分離回収事業はすでに世の中の知られるところではありますが、今回の株式会社ダイセキとの共同開発によりCO2だけでなく、その他の工業ガスのリサイクル分野でも、エネルギーと環境の未来に対する新たな道を切り開く所存です。 記事の詳細は日刊工業新聞のウェブサイトでご覧いただけます。